大丈夫日記

アクセスカウンタ

zoom RSS シネマ歌舞伎 『牡丹亭』

<<   作成日時 : 2009/06/03 01:48   >>

驚いた ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 6

今日は坂東玉三郎さんの「シネマ歌舞伎 牡丹亭」を見に行ってきました。

画像


今年3月に、中国の蘇州で上演された、玉三郎さんによる昆劇「牡丹亭」を、第一部の「ドキュメンタリー編」と二部の「舞台編」に分けての上映です。

歌舞伎役者であっても昆劇は全く違うジャンルの物、しかも歌が重要な要素を持つ昆劇を、発祥の地である蘇州訛りを含んだ中国語で演じた玉三郎さんは…すごいです!!

もっと気の利いた言葉で言い表わしたかったのですが、
こんな無理難題を克服してまで異ジャンルに挑戦する玉三郎さんの役者魂…(言葉にすると陳腐ですね)は、

すごい!!

大変な努力と練習を積んで公演し、終わって玉さんが言った言葉は「とても楽しかったです」!
なんて素晴らしい人なのでしょう。

とても興味深かったのは、蘇州での練習の日々などをつづったドキュメンタリー。
その中に、南京大学で講演をした時の様子が収められているのですが、学生から「覇王別姫に主演したレスリー・チャンさんと親交があったそうですが」と質問され、玉さんは、「チャンは私の舞台を見に来てくれました」と、丁寧に振り返るように、レスリーとの短いエピソードを語ってくれました。
他にもいっぱい質問や、講義の内容のこともあったでしょうに、短いドキュメンタリーの中に、レスリーについてのくだりを入れたことは、玉さんのレスリーに対する思いの表れと、読み取らせてもらいました。

ドキュメンタリーを見て驚いたことがいくつか…

冒頭シーン、日本から到着した玉さんが蘇州昆劇院の舞台に登場する映像が、あまりにも映画「覇王別姫」の二人の役者が会場へ入ってくる冒頭シーンと似ていたこと。

蘇州の街を歩く玉さんの映像に、レスリーの「紅」のイントロとそっくりな音楽が使われていたこと。
あくまでイントロ部分だけだし、編曲もされていますが、これが「紅」じゃなくて何?!と思わせるほど似ていました。

さらに、客のいない劇場の舞台に立って、劇場をゆっくりと眺め渡すシーンは映画「夜半歌声」で自分の作った劇場に立って満足げなレスリーのシーンがかぶりました。

もともと玉三郎さんの舞台は好きですから、「牡丹亭」だからと言って、それほどレスリーを意識して見に行ったわけではなかったのに、随所でレスリーを思わせる物があり、これってどうなの?玉さんはレスリーを意識してこのドキュメンタリーを作ったの?それとも偶然ですか?

映像が似ているのは、手法的に偶然かもしれませんが、音楽は…?
真意は永遠に判らないでしょうが、勝手な解釈だとしても、いま私はとても暖かな気持ちになっています。

もちろん「舞台編」の「牡丹亭」は本当に素晴らしかったです。
玉さんもさることながら、相手役の青年もまた本当に良く響く、美しい歌声でした。

歌詞を字幕で読みながら見ていたら、映画「覇王別姫」でレスリーが、日本軍の前でみだらな歌曲(牡丹亭)を歌ったと、糾弾されるシーンを思い出しました。
うふふ…歌詞は、かなり妖しいですね。
下世話的には「みだら」と取られてもしょうがないかな…でも昆劇は600年もの歴史をもつ立派な伝統芸能、綿々と引き継がれてきた歌曲は、やっぱり芸術です、艶っぽいな〜美しいな〜と感嘆でした。

はい、ポスターも美しかったです。

画像


東劇は、めったに行かない映画館ですが、実はお楽しみがあります。
ちょっと早めに行って、無料のマッサージチェアに座ってリラックス〜!!
見終わってまたもう一回マッサージ〜!!
6台も置いてあるので、たいてい座れます。
こんなサービスのある劇場は他にはないですよね、かなり嬉しいです



テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
驚いた

コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
そうですか、ドキュメンタリー付ですか。京都で生の牡丹亭見たので、映画は、いいかと思いましたが必ず見ますね。レスリーへのコメントがあるならなおさら見ないと。私は生の舞台で寝てました、やっぱり映画で見直さないとダメですね。
三蔵
2009/06/03 18:35
三蔵さん、コメントありがとうございます!
ドキュメンタリーは45分で、かなり見ごたえがありますよ。
確かに…舞台の方は、私も時々クラっときました。
共演の男性の声がとても大きくて張りがあり、目が覚めました。今度は生で見たいなって思っていますけどね(笑)
ローラ
2009/06/03 22:26
本当に見ごたえのあるシネマ歌舞伎「牡丹亭」でしたね。玉三郎さんが登場するシーンは私も「覇王別姫」の二人の登場シーンと似ていると思いました。
仕切り方といい、人から尊敬のまなざしで見られる凛とした風情とか、やはりレスリーを被せてしまいました。
私は初日に行ったので玉三郎さんの舞台挨拶がありました。生の玉三郎さんは意外にも日焼けしていて、お話も面白くサービス精神溢れる方で、ここでもレスリーを思わせる雰囲気がありました。
とまと
2009/06/10 22:00
とまとさんは舞台挨拶をご覧になったのですね、いいな〜。
歌舞伎界の大御所玉三郎さんがレスリーに似ているなんて、ファンのうがった見かたかなと思いながらも、どうしても二人のイメージが被ってしょうがなかったです。
たとえ活躍の場が違っていても、プロに徹したお仕事を見せてもらえるのは、本当に気持ちがいいですね。
ローラ
2009/06/11 01:14
牡丹亭見てきました。
通訳の刈間さんが中国語うまかったのには、びっくりしました。私が京都で見たのと違って、2回目なので、仕草も歌も自信をもってやってたので、これを日本で生で見たいです。それに蘇州で持ってたバックがプラダだったのは、ニヒヒと笑ってしまいました。
三蔵
2009/06/14 19:07
三蔵さん、コメントありがとう!!
通訳さん、本当に中国語見事でしたね。
プラダでしたか〜…!!
むふっ、見落としました、残念。
ローラ
2009/06/14 19:20

コメントする help

ニックネーム
本 文
シネマ歌舞伎 『牡丹亭』 大丈夫日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる