大丈夫日記

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zoom RSS 東京国際 (2)

<<   作成日時 : 2010/10/27 00:00   >>

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遅れ遅れになっておりますが、昨日見た映画をご紹介します。

そういえば、昨日アジア映画のポスターが全然見当たらないって書きましたが、
ヒルズの広場を囲む柱にズラリズラリと貼られているのを発見しました。
ああ良かった!でもあまり目立たないので、残念です。

☆「4枚目の似顔絵」

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監督 : チョン・モンホン
台湾映画

10歳で父と死別したウェンシャンは、疎遠だった母と一緒に暮らすことになる。
愛情のない母親と、面と向かっておまえは邪魔者だという継父と、暗い家で孤独と戦いながら暮らすことになる。
チンピラのような太っちょの友人とのちょっとスリリングな交流はウェンシャンにとって束の間楽しい日々だった。
やがて小さい頃に別れた兄の夢を見るようになり、恐ろしい事実が明らかになって来る。
1枚目の似顔絵は亡くなった父の遺影。
2枚目は友人の太っちょの絵
3枚目は海岸をさまよう兄の絵
学校で鏡を見ながら自画像を描くように言われたウェンシャンはどんな4枚目の似顔絵を描くのだろうか。

上映終了後に監督さんのQ&Aがあり、色々と制作秘話などを聞く事が出来ました。
ウェンシャン役の少年は、この映画で最年少で数々の賞をとったそうです。
いまも、金馬奨の最優秀新人賞にノミネートされています。

演技経験のない子を探して彼に決めたが、最初は監督の思う通りに動いてくれず、随分と胃の痛い思いをしたとか。
それでも次第に目を見れば、何を考えているのかが分かるようになって来たそうです。
子供の目の中からその子の事を読み取れるということで、ラストの4枚目の似顔絵は、鏡の中の自分を見つめる顔のアップで終わりにして、絵を見せずに、観客に想像をしてもらう事にしたそうです。

ちょっとミステリー仕立てで、暗さが付きまとうものの、笑い飛ばす明るさもあり、とても面白い、いい作品でした。


☆「風に吹かれて―キャメラマン李屏賓(リー・ピンビン)の肖像」

画像


監督 : クワン・プンリョン(關本良)、
      チアン・シウチュン(姜秀瓊)
台湾映画

数々の賞に輝く台湾を代表するカメラマン、リー・ピンビンを3年にわたって追い続けたドキュメンタリーです。
たくさんの素晴らしい映画を撮ってきた、リー・ピンビンを敬愛する二人の監督が、彼の技術や人間性を撮ろうと偉大なカメラマンを被写体に作品を作りあげました。

リービンピンは、本当にたくさんの映画を取っている撮影監督さんで、ちょっと挙げると…

恋恋風塵 戀戀風塵 (1987)
フラワーズ・オブ・シャンハイ 上海花 (1998)
君のいた永遠 心動 (1999)
夏至 Mua he chieu thang dung (2000)
花様年華 花様年華 (2000)
春の雪 (2005)
百年恋歌 最好的時光 (2005)
父子 父子 (2006)
ノルウェイの森 (2010)

この何倍もの有名な映画を撮ったカメラマンなのです。
仕事現場でのきびしい姿、気の置けない仲間たちと飲んでいる姿、打ち合わせ中や、母親と一緒の姿とか、多くの気さくな素顔を見せてくれました。
そして家族への思いを語るリー・ピンビンは、どれだけ仕事で家を空けていても、常に家族を思いやり、人間味のある優しい人だという事が判ります。

そんな大先輩を被写体とする事は、どんな気持だったかを、上映終了後のQ&Aで、二人の監督さんが話してくれました。
二人が異口同音に言ったのは、
リー・ピンビンは、撮影に入るとすごく集中する人なので、こちらがカメラを回していようと、全く気にも止めずに仕事に打ち込み、我々には全く関心を持たないので、以外に気楽に撮る事が出来た…そうです。

そして出来上がったドキュメンタリーを見たリー・ピンビンは、自分がこんな顔をして、こんな声で話すのか!と非常に驚いてくれたそうです。

とても興味深い作品でした。





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