大丈夫日記

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zoom RSS 東京国際 (4)

<<   作成日時 : 2010/11/04 00:17   >>

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27日に見た作品は1本。

☆「愛に関するすべてのこと」

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監督 : 許鞍華(アン・ホイ)
出演 : サンドラ・ン、 ヴィヴィアン・チョウ、 チョン・シウファイ
      ウィリアム・チョン

アンホイ作品といえば、暗いとか、静かに時が流れる日常とか、文芸作品というイメージが強いですが、この作品は今までの監督作とはがらりと違った、明るくて笑える楽しい作品でした。

サンドラとヴィヴィアンの女性カップルを軸に、二人がそれぞれ妊娠してしまった子供を産むか産まないかで悩むという、簡単に言うならばそういうお話です。
でも、そこにはゲイとレズビアンとバイの世界観や、シングルマザーを決意する女たちの気持ち、それを取り巻く環境、支える人々の奮闘等々、「楽しい作品」とは言っても、そこにはやはりアンホイならではの、女性の視点から社会を見つめる問題提起がありました。

ここの問題提起の重い部分は、役者たちの自由闊達な活躍で軽やかに論じられ、問題を元気良く跳ね返す現代の女性たちが生き生きと描かれていました。

この作品大好きです!!
まず役者がいい!!
コメディエンヌとして安心して見ていられるサンドラ・ン、
幾つになってもお人形のようにかわいらしい、ヴィヴィアン、
いつもはジョニー・トー監督作品でこわもてを演じているチョン・シウファイ、
今どきの若者像をさわやかに演じるウィリアム・チョン、
この4人がしっかりとタッグを組んでファンタジーのようなお話をしっかりと地に足のついた話のように見せてくれます。
しっかり者のようで実は一番心が揺れ動くサンドラは、やはり演技力のうまさに舌を巻きます。
可愛いヴィヴィアンは、実は意外にしっかり者で、一番心がぶれない女性を魅力たっぷりに見せてくれました。
お洋服が超可愛い!!(これをもう一度見たくて、後日もう一度見てしまった…)
チョン・シウファイ、冴えない、普通のおじさん…コメディ初挑戦だったそうですが、こんな役が出来るなんて、目から鱗でした。
ウィリアム・チョン、実はよく知りませんでしたが、好感度の高い若者像をさらりとイヤミなく演じ、これから要チェックです。

終ってからの監督さんのQ&Aがありました。

実話に元ずいているそうですが、こんなに面白い映画なのに、香港での興業成績はあまり良くなかったそうです。
やはりゲイやレズビアンなどを主題にすると香港の社会に受けいられるのは難しいらしいです。
私には性別の違いを越えた究極のカップル、シングルマザー、と思えたんですけどね…

私からも質問というか、感想を語らせてもらいました。
女性たちが産むか産まないかを悩んでいる時に、一度も子供の為に幸せかどうかという議論がされなかったが、
実際、生まれた子供たちは普通とは違う環境にくらして、どのように育つのか?この子供たちの10年後、20年後を見てみたいと思います。

手を上げてこう話すと、監督さんニコニコしながら、
こういう感想が一番聞きたかったです、と(…ひゃっ!嬉しかったです。)さらに、
子供たちの視点については?という問題を投げかけて、どう広がるかを知りたかったと。
ファンタジーではあるが、この先の未来を考え、感じてみるのは観客にとっての楽しみではないだろうか。
それぞれの考えで、色々な感じ方が出来ることは、観客にとっての面白みであると思う、と語って下さいました。

原題の「得閑炒飯」とは、台湾のスラングで、「暇な時にsexしましょう」という事だそうです。
うう…これ台湾の映画館でチケット買う時には言えないですね…(爆)

自分には、今回の映画祭で一番好きな作品でした。

監督さんにサインを頂きました。
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相変わらずパワフルな監督さん、今回はちょっとおしゃれでした。
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ところで、映画の冒頭の結婚式シーンに出てきたゲイのルカという男の子(ちょっと年食った若者)、どこかで見た事があるのですが…
何かの映画で、やっぱりゲイっぽい役で面白い事をやっていたような、そんなシーンが浮かんでくるのですが、どうしても何の映画だったか思い出せません。
もし、お判りの方がいらっしゃいましたら教えて下さい!
のどにひっかっかった骨みたいで〜…気になっています。


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