大丈夫日記

アクセスカウンタ

zoom RSS 香港 「桃姐」見て来ました。

<<   作成日時 : 2012/04/20 23:24   >>

ナイス ブログ気持玉 1 / トラックバック 0 / コメント 4

まだもう少しアップしたい事があるのですが、
前の記事に書いちゃったので、先に「桃姐」について書こうと思います。

これ…記事にすると少し辛くなるので、ちょっとしんみりしちゃったら、ごめんなさい。

実は映画に関しては、3月31日と4月1日にレスリーの映画を2本ずつ見るので、他の映画はあと1本くらい見れたらいいかな〜とそんな風に思っていました。

レスリーの追悼上映は「烈火青春」「ブエノスアイレス」「ダブルタップ」そして、香港国際電影節で上映された、「金枝玉葉」、この4本でした。

大スクリーンで見る「烈火青春」は圧巻で〜、ルイ、大好きです〜!!

で、さて「桃姐」ですが、帰る前日の朝、上映時間をホテルのスタッフに調べてもらったら、その場でスマホを操作して調べてくれて、
「今朝9時15分からあるよ!」というので、大慌てで支度して銅鑼灣までタクシーを飛ばしたら、何と今日は時間が変わっていて、お昼と夜の2回だと…香港では良くある、毎日日替わりのスケジュール、スマホでさえあてにならない、これ本当に困ります。

仕方なく、お昼の回にまた行くと、今度はチケットが「フルハウス」全部売り切れ、満席だと。
え〜!?香港でチケット売り切れの映画って初めて遭遇!そんなにこの映画人気あるのか?!

その場で夜の回のチケットを購入。何と残り4〜5枚で危なかった〜。

夜、その日三度目の銅鑼灣行きで、皇室戲院(ウィンザー・ハウス)でやっと見る事が出来ました。もちろんその回もフルハウス。


☆「「桃姐」

画像


監督 : 許鞍華 (アン・ホイ)
主演 : 葉コ嫻(デニー・イップ),劉コ華 (アンディー・ラウ)

冒頭、市場で買い物をするデ二ー・イップのシーンで、どうやら彼女がお手伝いさんらしいと見当がつきました。
そしてアップになったデニー・イップの顔を見て、仰天!しみだらけで、皺も隠さず、年取った女性の姿をそのままスクリーンにさらけ出している。
このシーンを見ただけで、デニー・イップの並々ならぬ作品への取り組みが見て取れ、アン・ホイのこの作品への情熱も伝わりました。
海外で、主演女優賞、主演男優賞を幾つも受賞しているこの作品、これは半端じゃないな、と、見る方も本気モードに。

アンディーの家族に仕えていたお手伝いさんの桃姐は、アンディーの家族がアメリカに行ってしまってからも、香港に一人残って仕事をするアンディーの元に変わらず仕え、日々身の回りの世話をしています。

ある日病気で倒れた桃姐は入院、独り身の彼女はそのまま老人ホームへと入ることになります。

仕事が忙しくて中々ホームを訪れる事ができないアンディーも、訪れるたびに見せる桃姐の気丈な言葉や態度に、だんだんとその裏側の寂しさを感じ取り、それまで義務で見舞っていたのが、本気で桃姐の世話をしようと気持が変化していきます。

多分本当の老人ホームにカメラを入れたと思われる、ホームでの日常を淡々と追うカメラは、年取った人々を暖かい視線で映しだします。


ここら辺から、私はもう気がつくと涙がぽろぽろで…


実は昨年4月に他界した叔母が、丁度こんな風に老人ホームに入って、段々と弱って行くのをお世話していたので、身につまされてしまいました。

老人ホームの情景は、日本も香港もそう変わらない、さんざん見てきた景色だし、気丈な桃姐の様子は、ずっと一人暮らしだった叔母と重なります。

桃姐を優しく世話をするアンディーを見ていたら、私はアンディーほど優しくなかったんじゃないか、って、後悔に似た気持ちになり、ぽろぽろ…

香港へ行く前の週に叔母の一周忌の法要を済ませたけれど、4月1日の命日は、レスリーの事しか思っていなかった…
叔母ちゃんの念は、香港までおっかけて来たのかな。
「大事な事を忘れているでしょ!」って、叱りに来たのかな。

ゴメン叔母ちゃん。

まさか香港でこんな映画に出会うなんてね。

デニー・イップは素晴らしかったです!!本気の女優魂を見せてもらいました。
そして、華仔も、力を抜いた演技に感服。いつものギラギラの華仔らしさを全く消し去って、普通の人…素晴らしかったです。
華仔、出来るんじゃん、こんな演技も!!(爆・失礼!)

めちゃくちゃ泣いてしまったけれど、自分にとって大事な物を忘れないようにと、戒めにもなった、素敵な映画でした。




テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 1
ナイス

コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
ローラさんの記事を読んでるだけでウルウルしてしまいました。先日の香港アカデミー賞主要5部門制覇でしたね。秋には日本でも公開予定だとか。
観に行きたいな!ハンカチいやタオル持参で(笑)
ビンゴ
2012/04/20 23:49
ビンゴさん、コメントありがとうございます。
不覚の涙でしたわ〜、デ二ーママと華仔があまりに似合ってて。
日本公開ありですか!?嬉しい。
今度は日本語字幕で、じっくり見たいです。やっぱりタオル持参かな(笑)
ローラ
2012/04/20 23:59
この映画、ネットで授賞式を見ていたのですが
香港でも、5つ受賞してましたよね〜ヽ(≧▽≦)/ローラさんのレビュー読んでるだけでも涙が…。
日本では、秋に公開だという事ですが
早く観たくてしょうがない作品の一つです。
でも、こっちで上映してくれるか不安です。
Josie
2012/04/30 20:15
Josieさん、コメントありがとう!!
この秋東京ではル・シネマで公開という噂です。ということは、香港映画ファンだけでなく一般の人にもターゲットを絞っているのかも。これで一般の人たちが最近の香港映画は時代物やカンフーだけじゃないって分かってくれると嬉しいですね。
鹿児島ガーデンズ・シネマに、是非売り込んで下さい!
ローラ
2012/04/30 20:58

コメントする help

ニックネーム
本 文
香港 「桃姐」見て来ました。 大丈夫日記/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる