大丈夫日記

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zoom RSS 香港映画!!

<<   作成日時 : 2009/10/23 00:43   >>

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22日は香港映画が2本!台湾映画が1本!
充実のラインナップでした。

「カンフーサイボーグ」
監督 ジェフ・ラウ(劉鎭偉)
出演 フー・ジュン、スン・リー、アレックス・フォン(方力伸) エリック・ツァン ウー・ジン(呉京)

全く何も予備知識がなく、情報はプログラムのサイボーグ警官の文字だけ。
多分、すごくバカバカしいのだろうと思うものの、むしろそれが一番映画祭らしいかもと期待大で見に行きました。

大満足〜!!
もう香港映画のハチャメチャがてんこ盛り!!
最初のほうでエリック・ツァンとロー・ガーインが出てきた途端に、この映画の全貌が見えた!って感じで、それを裏切ることなく、香港映画!!
サイボーグ刑事はアレックス・フォン(若い方の、です)
元々整った顔立ちはロボットぽいな、と思っていたので、余りにピッタリな役柄に、もうそれだけで爆笑です。
もう一人のサイボーグは呉京!あまりロボットっぽくなかったけれど、さすがの凄味はロボットになっても健在、さらにカンフーも上手なロボットでした。
ギャグ映画とは無縁のような中国の俳優さんをコメディで使う…ジェフ・ラウ監督のこれって心意気でしょうか?

合体ロボットのCGなどもめちゃくちゃすごくて、どんだけお金かかったのかな〜と心配になるくらいのすごさ!
でもとてもきれいな映像で、若い子たちにも十分受けそうな気がします。
ギャグが香港ならではのが多いので、一般受けはやっぱり難しいかしらね。

「欲望の翼」の「1分間の友だち」のパロディが出てきたり、
フー・ジュンとエリック・ツァンの「月亮代表我的心」と「上海灘」の歌合戦などなど、他にも香港ファンなら大爆笑のお楽しみが詰まっていました。

や〜〜っと映画祭らしく、盛り上がれて一気にテンションあがりました!!
一般公開希望!!です。


「台北24時」
台湾の新鋭8人によるオムニバス作品
お目当ては04:00〜06:00を担当した李康生(リー・カンション)監督の「自縛」

夜間営業をしているカフェで、一人の男が音楽を聴きながら、その曲で踊ったダンサーのことを思い出しながら、涙を流しながら座っている。
やがてカフェの女主人がその曲に合わせて踊りだし、男も静かにステップを踏み始める。
夜が明けてカフェを出る男、店を閉めて帰る女。
それだけの映像が夢の中の一ページように美しく、心を震わせるように流れました。

カフェの客に蔡明亮(ツァイ・ミンリャン)
カフェの女主人に陸奕静(ルー・イーチン)
そして監督が小康ですから、まさにいつもの息の合ったチームワーク。

主軸になっているのが蔡監督の「ホール」の振付をしたというロー・マンフェイという女性ダンサーで、亡くなった彼女への追悼の気持ちを込めて作ったと、小康(カンション)監督。
いつもは監督の立場の蔡監督を俳優として引っ張り出すのには、かなりの説得が必要だったそうですが、ロー・マンフェイのためならばと、出てくれたそうです。

ラストにロー・マンフェイのくるくると回転しながら踊っている映像が少し流れましたが、幻想的な美しさにあふれていました。

エンドロールに撮影がクリストファー・ドイルとあり、あの暗い中に閃くような映像に納得。
久しぶりにドイルの名前を見つけて、とっても嬉しくなりました。
今おもにどこで活動されているんでしょうね。

その他のオムニバス作品も、なかなかおもしろかったです。
先日見た「台北に舞う雪」のモー・ズーイー君が主役のもありました。
やっぱりなかなかのイケメン!でもちょっとコミカルな情けない役もうまくて、いい俳優だな〜と再確認しました。


「夜と霧」
監督  アン・ホイ
出演  サイモン・ヤム  ジャン・ジンチュー ジャクリーン・ロウ

昨年映画祭で上映された「生きていく日々」に続く、天水圍に暮らす人々を描いた第2部となる作品です。

「生きていく日々」は心温まるヒューマンドラマでしたが、今回は真逆の作品。
実話だそうですが、天水圍の暗い部分にスポットを当てています。

大陸から連れてきた奥さんと双子の娘たちと暮らす男が、仕事もせずに生活保護を受けながらも、世間体ばかりを気にして家庭内暴力、DVに明け暮れる日々。
奥さんは、逃げては戻りを繰り返し、最後は男に、娘たちも一緒に殺されてしまいます。
男もまた、奥さんに襲われたように見せかけようとして、自分で深い傷を作り死んでしまいます。

悲惨で暗くて救いが無いようですが、実はこれが素晴らしい作品でした。

どんなに暴力をふるわれても、意識下では夫を愛している女の悲しさ。
暴力を目にしてもなお、父親を大好きな双子たち。
逃げて施設にかくまわれているのに、携帯の電源を切らない女の断ち難い未練。
そしてその施設には様々な女たちがそれぞれの問題から避難をしています。

香港で初めて真正面からDV問題を取り上げた映画ではないでしょうか。
DVを訴えデモ行進をする女たちは、きっと実際にあったことなのでしょう。
そのデモ行進を見て、DV問題にも一筋の光が当たり始めていることに、ふっと安堵しました。

その暴力男、本当にいやな男をサイモン・ヤムが渾身の演技です。
やっぱりヤムヤムは素晴らしい!!
奥さん役のジャン・ジンチューは、以前「門徒」でも、これでもかの不幸な役でしたが、不幸が似合う女優さん?
とにかく二人とも素晴らしかったです。

編集も心憎いばかりのうまさで、次第に盛り上がっていく臨場感が見事でした。

観る前は暗くて悲惨な映画と分かっていたので気が重かったのですが、観て良かった!
女性監督のアン・ホイならではの作品です。


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