大丈夫日記

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zoom RSS 東京国際 (3)

<<   作成日時 : 2010/10/28 00:00   >>

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今日は26日(火曜)に見た作品たちをアップします。

☆「虹」
追記:
『最優秀アジア映画賞』受賞おめでとうございます!! 
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監督 : シン・スウォン
出演 : パク・ヒョニョン、ペク・ソミョン、イ・ミユン
韓国映画

午前10:45からの上映で、ほとんどボ〜っとしたまま席に座り、なんだっけ?なんの映画だっけ?状態。
上映が始まって、スクリーンにハングルが出てきて、あ〜、そうだった、韓国映画だったわ〜!と、
どんだけ忘れているんだか…自分。

韓国映画はほとんど見ないのに何故この作品を買ったのか、だんだんと思い出しました。
あらすじを読んで、映画作りのお話だったし、韓国の全州国際映画祭でグランプリを取った作品なので、興味をひかれたからでした。

はっきり言って、主人公はさえないおばさんです。
40代で映画監督になりたくて仕事をやめ、脚本を書いては映画会社に持ち込みます。
プロデューサーの言うままに、書き換え、書き換え、何十回も書き換えても、映画製作は実現しそうにありません。
気弱になった時、中学生の息子が、お母さんの映画に「通行人その3」で出させて、と言いだし、また頑張るお母さん。
家の事はほったらかし、息子には疎んじられ、旦那には呆れられ、それでもやっぱり映画が好きで、監督になる夢をあきらめきれず、また頑張る。
冴えないおばさんが途中からすっかり可愛い女性に見えてきました。一つのことに必死になっている姿は輝いていました。
結局映画は実現できなかったけれど、きっといつか夢がかなう事を予感させて、終わりました。

上映後に監督のシン・スウォンさんが登場し、Q&Aが行われました。
出てきた監督さんを見た瞬間、ああ、この映画は監督さん自身の事なのね、と納得。
小柄だけど、粘り強く頑張りそうなタイプ?本当に可愛らしい素敵な女性でした。

この映画の中では、商業映画を撮ろうとしてプロデューサーに様々な条件を突き付けられ挫折しますが、実際にこの作品を撮るときには、商業映画の事は全く考えずに撮ったそうです。
映画の中でプロデューサーが言っていた事を、全く無視した作品になっているのが面白かったです。

初めて撮った長編映画が大きな賞を取って、本当に驚いたそうです。
家族から、やっと親孝行が出来たね、と言われたそうですが、お姑さんには、喜んでくれながらも、もう1本撮れたんだから、これで終わりにしたら?と言われたとか(笑)
お姑さんに負けずに、また次回作を作って下さい、と言ってしまいました。

会場の外でサインを頂きました。
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ご本人は、こんなかわいらしい方です。
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☆「ギャランツ〜シニアドラゴン龍虎激闘」

監督 : デレク・クォック(郭子健)、クレメント・チェン(鄭思傑)
出演 : ブルース・リャン、 テディ・チャン、

ひと言で言うと、爆笑老人カンフー物語。
30年間意識不明で眠り続けていたカンフーの師匠が目覚め、居合わせたひ弱な青年をかつての自分の弟子と間違えて、武術大会に向けて特訓する。ずっと師匠を守ってきたかつての弟子たちも一緒に武術の訓練に励み、対立する武術集団との対決に備える。
結局正式な武術大会での対決ではなく、道場での戦いとなる。

最後は勝ち負けなしで、お互いをたたえる…みたいな感じで、武術ものにしては珍しい展開で終ったけれど、これはこれでたまにはこんなのもいいかなと思えました。
とにかくハチャメチャの香港ギャグ映画、でもちょっとしんみりしたり、暖かくなったり、懐かしい香りのする元気が出る楽しい作品でした。

とにかく出演者がすごい!!
往年のカンフー俳優?!その昔のカンフー映画全盛のころを知る人には垂涎のメンバーぞろい。
カメオ出演で出てくる俳優もまた往年の大スター!
それらにいちいち「うわ〜お!」と声を上げる香港映画ファン!!ってすごい!!
香港でも若い人は中々知らないであろう俳優さんを大歓迎の日本のファンって、きっと監督さん達はびっくりだったのじゃないかなと思います。

終って二人の監督さんとQ&A,お二人から聞く撮影時の話はどれもこれも興味いっぱいで面白かったです。

現場では、まるで大きな子供たちが遊んでいるといった感じで、楽しかったと。
武術シーン等、全てスタントなしで、ワイヤーも無し、40度を超す建物の中での撮影も、老俳優たちが自分たちのアクションにこだわって撮り直しを重ねるなど、本当に頑張ってくれたそうです。
ご多分にもれず、短い撮影期間(18日間)と、少ない資金の中、皆で協力し合って、老俳優たちにも喜んでもらえる作品を作る事が出来て嬉しかった、と、楽しかった現場を思い出しながら若い監督さん達が語ってくれました。

プロデューサーの林家棟は毎日撮影が終わると、彼らを整体院へ連れて行くのが仕事だったそうです。
そしてまた整体院から現場へ…大爆笑でした。

お二人の監督さんにサインを頂きました。
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こちらデレク・クォック監督。いい人でした。
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こちらクレメント・チェン監督。一瞬イケメン風の面白い人です〜。
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☆「海の道」

監督 : シャロン・ダヨック
出演 : マリア・イザベル・ロペス

フィリッピンの映画です。

舞台はフィリピン南部のミンダナオ島バジャオ。
よりよい生活を求めて小舟でボルネオ島サバ州(マレーシア)に密航しようとする人々の、それぞれのドラマを描きながら、ミンダナオからサバへの違法な渡航を取り巻く社会問題を世に問う、非常に重い作品でした。

船に乗り合わせた様々な人々、誰もがお金のために、良い生活を夢見て、高い渡航費用をねん出して密航します。
見つかれば刑務所に入れられるのが分かっていながらも、サバに夢を託し、実際には何が待ち受けているか分からないまま、海を渡って行きます。
暗い海の上を、ひたすら波を分けて前へ前へと滑る様に進む船の映像が印象的でした。

内容も、映像も、全体に暗いのですが、それでも目をそむけることが出来ずに見入りました。

世界には知らないことの方がずっと多い…多過ぎる…しみじみ思いました。
映画は私たちに知らないことを教えてくれる大切な存在です。

“フィリピンのサンダンス”と称されるインディペンデント映画の祭典「シネマラヤ映画祭」で見事にグランプリを受賞した作品です。


監督さんと、プロデューサーのリリト・レイエスさん、主演女優のマリア・イザベル・ロペスさん、
お三人にサインを頂きました。(上から時計まわり)
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